【知識】ロシア語を学んだことのある人には、チェコ語は簡単?

ロシア語を学んだことのある人には、チェコ語はとっても簡単です。だって、チェコ語はロシア語とおなじスラブ語の一種だったのです。ロシア語を知っていれば、チェコ語への入門は、ずっと易しくなります。さあ、ロシア語経由でチョコ語を学びましょう。
(1)名詞

名詞に「格」があります。ラテン語にあるのですから、格がないと言語の気がしませんね。

ロシア語では、主格、生格、与格、対格、造格、前置格 があります。

チェコ語では、主格、生格、与格、対格、呼格、前置格、造格 があります。

呼格はラテン語にありましたね。あれと同等なものです。

私の好きなのは、造格です。ペンで手紙を書く、と言うときに使う、手段をあらわす便利なやつです。チェコ語もロシア語もこの造格の使い方はいっしょです。

動詞の与格支配や対格支配の雰囲気もロシア語と同様です。問題はありません。

(2)形容詞

男性、中性、女性の三種類があります。

ロシア語のсиний, -яя, -ее がチェコ語では、modrý, modrá, modré が対応します。

また、名詞と同様に「格」の変化があります。名詞と同時に変化しますので、自然に理解できます。

(3)動詞

ロシア語を習ったときに新鮮に感じられた、不完了体と完了体の区別があります。文法上重要な概念である、アスペクト(相)の概念がはっきりしているのです。ギリシャ語に似ています。

ロシア語のдавать / дать が チェコ語では、dávat/dát の組み合わせ(不完了体/完了体)になります。そっくりですね。

不完了体から完了体を作るとき、接頭辞をつける方法もそっくりです。

完了体の現在時制は未来をあらわします。ロシア語と同じですね。

また、定動詞と不定動詞の区別もあります。例の、飛行機であっちへ行くのか、それとも、頭上をぐるぐる回るのか、というやつです。

ロシア語のлететь/летать の組み合わせが、letět/létat になるのです。こっちもそっくりです。

まったく、ロシア語と同じ感覚です。

(4)代名詞

代名詞はロシア語にそっくりです。特に、人称代名詞は、já, ty, on/ona/ono, my, vy, oni/ony/ona です。そっくりです。

代名詞は格変化します。まったくロシア語と平行的に理解できます。

(5)数のよびかた

複数の使い方も、2、3、4が中間のグループになっていて、5以降と少し違う呼び方になっています。要するに、ロシア語とおなじです。

(6)前置詞

ロシア語をしっていれば、チェコ語の前置詞はあらたに覚える必要がないほどです。例をあげれば、do, na, pod 等です。

要するに、あらゆる言語概念が、ロシア語と平行的に理解できます。簡単ですね。

それでは、簡単な文章と会話で実感してください。

ロシア語経由で、チェコ語を勉強するのもよいです。

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